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卵巣とは女性の子宮の左右にそれぞれ一つずつあるもので、合計で2つあります。大きさは親指程の大きさです。
卵巣には約200万個の卵子があると言われており、袋状になっている卵胞で包まれています。
卵巣から定期的にエストロゲン、プロゲストロンという女性ホルモンが分泌されており、この女性ホルモンが体型を作り、将来くる妊娠の準備をし、日常の体調をコントロールする役目をしております。
この卵巣の組織にできるものを「卵巣がん」といいます。
日本人の卵巣がんにかかる割合は30年前に比べると約3倍に増えており、欧米に比べると患者数は少ないですが生活習慣病が主な原因と考えられており死亡率は、右肩上がりで増加しており40歳〜50歳の方が最も多いです。
卵巣がんの種類
卵巣を構成する主な組織は、表層上皮、性索間質、卵細胞があり、このうち表層上皮という卵巣の内側を覆っている部分から発生しこれが、卵巣がん全体の90%を占めております。
その次に多いのが卵細胞から発生する胚細胞腫瘍で、10歳〜20歳代の若年層に発症しやすく全体の8%を占めております。卵巣には良性と悪性の腫瘍ができますが、良性が85%で悪性が15%と考えられています。
卵巣がんの予防
卵巣がんができる原因は遺伝や生活習慣等が原因ではないかと報告されていますが完全には解明されていない部分があります。近年わかってきたとしては、卵巣が傷ついたり、細胞が分裂する際の何らかのトラブルが発生し、卵巣がんになるともいわれております。
特に排卵の回数が原因ではないかと考えられることが多く、初潮の年齢が早すぎたり、妊娠の経験が一度もない方、閉経時の年齢が遅いと普通の人より、排卵が多くなるのは必然的です。
日本では結婚適齢期に家庭を設け、子供を作るという環境が以前より遅延しているので、高齢出産となり出生率が下がったり、出産を願わない家庭が多いことも原因の一つと考えられている。
卵巣がんの症状
卵巣がんにかかっても自覚症状が殆どないのでなかなか気づかないので定期的に健康診断をうけることをお勧めします。
卵巣がんになると体に様々な変化が起きるようになります。初期の段階ではわかりづらいですが、がんが進行してくるとお腹が痛くなったり尿が出にくくなることがあります。
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卵巣がんの治療
卵巣がんの治療は病期により治療方法をかえます。T〜V期は手術法、W期は抗がん科学療法で治療します。手術が困難とされている進行卵巣がんでも試験 開腹で組織を採取して感受性の高い抗がん剤の化学療法を行えば手術をせずにすみます。
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卵巣がんの治療実績
卵巣がんは他の子宮系のがんである子宮頸がんや子宮体がんに比べて発見しにくいという難点があります。病期V期で発見されることが多く手遅れの状態で見つかるので死亡率も高くなります。しかしながら近年、抗がん剤による死亡率も減少気味になっております。
卵巣がんの転移
手術でがんを摘出したり、抗がんでがんが消滅しても体内の他の臓器に転移することがあります。日頃の生活でも下腹部を気にして生活して下さい。下腹部が腫れてきたり、ウエスト廻りが全体に太ってきた場合は要注意です。がんが転移している可能性がありますので早めにお医者さんにかかることをお勧めします。
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